ロードバイクを始めた時から気になっていることがあります。
正直なところ、僕はインナーがあまり好きではありません。
もちろんギアの使いどころは適材適所なので、勾配のきついところではインナーを使います。
でも、少し頑張ればクリアできそうな場所では、わざわざインナーには入れないようにしています。
そして、今日までその方が結果的に速く走れています。
そう、響きの良くないアウターローを使うということです。
結構使っている方だと思います。
結構ってどれくらいだよ!って話ですけど、距離が1kmぐらいの区間だったら普通に使います。
今乗っているドグマは前車からコンポを移植して使っているので、使用走行距離は4万kmは優に超えているはずです。
その間、アウターローは幾度となく使用してますけど、今日現在まで何もトラブルはありません。
チェーン寿命も周りと比べて短いこともないし、目立つ偏摩耗もしていません。
ちなみにチェーン落ちすらしたことありません。
インナーが好きではない理由
まずは勾配の変化が掴みづらい。
ギアが軽く、ケイデンスが上がり傾向になるため、勾配の強弱が分かりづらくなります。
ペダルを回している割には推進力に変わっていない感じがどうも苦手なのです・・・
また、ハイケイデンスは高い技術が必要だと思っています。
ペダリングスキルはもちろん、それに耐える体も必要です。
体がピョコピョコ動いてしまっている人を見かけたことありませんか?
それに、ケイデンスを上げすぎると、無駄に心拍数を上げかねません。
もちろん脚質や体質も大きく影響すると思いますが・・・
自分はどちらかというとトルクで踏んでいくタイプのようなので、ハイケイデンスは苦手というところです。
ただ、前にも書いているようにギアの選択は適材適所です。
勾配10%が続く坂でアウターを使い続けるなんてことは、一般的には無茶な行為です。
だって、そんなことが出来れば僕は今ここにいません(笑)
結論
アウターローを使ってはいけないというセリフは言い過ぎだと思います。
必要以上に使い続けることは推奨しないというメーカーからのメッセージだと思えば良いのです。
そもそも、使ってはいけない機能を搭載している商品なんてあるでしょうか・・・
メーカーは僕達が想像もできないぐらいテストを繰り返して商品化しています。
安心してください。
そんな簡単には壊れませんよ。
限度をわきまえていれば、アウターローは使っても問題ありません。
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