自転車を始めてから、チェーンルブはほぼワコーズ一択でした。
もともと車業界にいたので、ワコーズとは付き合いが長かった影響もありますね。
いつでも買えるし、大手オイルメーカーという信用の高さもありました。
途中、いくつかのオイルに浮気してきましたが、気がつけばこれに戻っていました。
トータルでみて、やはり使い勝手が良いのです。
水置換性なので水気も気になりません。
わたくしのように、洗って、注油して、拭いて、はい終わりな感じが好きな人にはもってこい。
ですが、ここ数年でちょっと値段が上がりました(^^;;
ワコーズの製品はどれも良いのですが、どれもちょいと高額なのが気になりますね。
チェーンメンテナンスはマメにする方なので、当然オイルもそれなりのスピードで減ります。
もう少しコスト抑えたオイルはないだろうかと、再び浮気の道へ。
昨今、浮気という表現はよろしくないですね・・・(^^;;
今回手に取ったのはクレ工業のチェーンルブです。
ドライタイプのオイルですが、正直ドライを使うのは初めてです。
雨に弱いなどと聞きますが、やはり汚れにくさは魅力的なところです。
個人的にウェットタイプは油膜がしっかりしていて走り心地は好きなのですが、あの汚れ方はどうも馴染めません。
ワコーズに戻ってきた理由は、セミウェットならではの汚れにくさも大きかったです。
実は既に使って走行しております。
今回の連休中、乗鞍、清里野辺山2本を走行しました。
トータルで走行150kmぐらいでしょうか。
走り心地はワコーズとさほど違いを感じませんでしたが、ドライの方が僅かながらチェーンのダイレクト感が伝わってきます。
このあたりは油膜の『厚さ』なのでしょうか。
定評通りチェーンやスプロケットはひじょうに綺麗です。
しかも清里野辺山の1本は思いっ切り雨に降られておりますが、走り心地は変わりませんでした。
そして油膜も薄く保たれている感じです。
わざわざ雨の日は乗らないし、出先で降られたぐらいなら全く問題無さそうな気もしますね。
もちろん帰ってきたらメンテはしますよ。
そしてこのオイル、130mlボトルが1,200円ぐらいで買えるので、コスパはかなり良いです。
個人的にオイルは特別な性能よりも、使いやすさを重視しているので、使った感じはとても気に入っております。
もう少し走り回って、気になるところがあれば書いていきたいと思います(^^)
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