最近よく話題になりますね。
クランク長を170から165mmに変更とか。
ポガチャル効果なんでしょうか・・・
そもそもクランク長って170mmが基準とされてましたけど、これも根拠が微妙ですよね。
自転車のポジションって個々に違って当然と思っています。
足の長さだって違うし、脚質だって違います。
個人的には長いクランクが好きです。
高ケイデンスが得意ではないので、長いクランクでトルクをかけて回す。
だから172.5mmを使用しています。
正直なところ、175でも177.5でも回せると思います。
長いクランクを使用する際のポイントは、上死点を通過する時の足首の柔軟性ではないでしょうか。
足首がしっかり折れてくれないと、無駄に膝が上がりスムーズなペダリングができません。
逆にスムーズに死点を通過できる柔軟性さえあれば、テコの力でペダルを回すことができます。
重いギアを楽に回すには、長いクランクと短いクランクどちらが楽でしょうか・・・
クランク長ってポジションの一部だと思っています。
ギア比を変えるのとはちょっと違う。
ポガチャルが165を使ったから全員が良いとは限らないのです。
だって人間が違うんだから・・・
よく走り始めて早々に『乗りやすい』から始まるインプレがありますけど、そんなので分かるの?って(^^;
だって今までのポジョンがずっと良いと思ってきたんでしょ?
今までそんなに適当なポジションで乗ってきたのでしょうか。
申し訳ないけど、そんなにコロッと変わるインプレはあてに出来ません。
おそらくいつもと違う新鮮さからそう錯覚しているだけではないかと・・・
残念ながら人間は新しいものを美化しますからね。
車だってサスペンションのセッティングを変えた時は、よほど酷く無い限り乗りやすいと感じます。
でも何周も走っていると、やっぱりタイムが出せないことに気がつくのです。
ある程度乗り込んで出したポジションやセッティングを更新するのって結構大変ですよ。
ちょっと間違えればデチューンになってしまいます。
誰々が使っているからなんて、まずは参考程度にしておいた方が良いと思っています。
だってクランクって高いじゃないですか(^^;;
買ったけどダメだこれ!なんて後悔はしたくないものです。
好奇心で欲しくなる気持ちはありますけどね。
経験上、この手の流行は本当に考えて手を出さないと後悔しそうだと思った次第です・・・
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