自転車が汚れる季節です。
汚れるというと語弊があるかもしれませんね。
だってほとんど汗だから(^^;;
ライドから帰って来た時のハンドル周り、トップチューブのソルティー具合にはげんなりします。
それだけではありません。
山に行けば湧き水が流れる上を通過することもあり、泥を跳ね上げます。
雨が降れば言うまでもありません・・・
そして『せっかく洗車したのに』から『どうせ洗車したって』に変わっていく・・・
クタクタになって帰宅してから洗車に取り掛かるには結構な精神力が必要かと。
今さらかもしれませんが、良いものを見つけました。
というか、納戸に転がっていたのを見てピンと来ました(^^;;
これです。
洗剤などで使うスプレー容器です。
これに水を入れておき、帰宅したら汚れた部分に吹きかけ、汚れをふやかします。
そして絞ったウエスで軽く拭き取り終了。
拭き取るというよりも、ふやけた汚れをウエスに吸わせるイメージです。
汚れたフレームをゴシゴシ拭いてはいけません。
ヤスリがけしているのと同じで、大切なフレームが傷だらけになります。
僕はフレームを拭いたら、最後にタイヤも軽く拭いています。
ゴムが使われるブラケットとタイヤは、これだけでも寿命が結構変わるのでぜひお試しを!
ちなみにタイヤまで拭いても、時間は3分もかかりません。
先端の白いカバーの開閉で、噴射幅を変えることができます。
とにかくシュシュッと満遍なく水を吹きかけます。
結構水圧もあるので、吹きかけるだけでも汚れが浮いてくれます。
この適当な感じの洗車法ですが、とにかく楽だし綺麗になります。
この辺、ベタベタになっていませんか?
特にヘッドボルト部分に汗が入って放置すると錆びますから注意が必要です。
ここも水を吹きかけると、簡単に乾いた汗が浮いてきて除去できます。
水をはね上げると、この辺は汚れやすい部分ですね。
汚れが目立つ時は水を多めに吹きかけて、汚れを流れ落とすようなイメージで使っています。
とくにリムブレーキは砂が噛んだりしていると、リムを傷つけてしまうので効果的だと思います。
ただし、あくまで簡易的なものです。
クランク周りなど、手の届きにくい場所は厳しいですね。
それにこのあたりを無理にやろうとすると、手やウエスにチェーンオイルが付着してしまうので逆効果になりかねません(^^;;
気になる場合はしっかり洗車をしてあげましょう。
ちなみに洗車で使う洗剤もスプレーボトルを使っています。
粘度のある洗剤は詰まりを起こすことがあるので、花王のボトルは対応していません。
洗剤用にはAZのスプレーボトルを使っています。
正直言いますと、汎用性が高いのでこちらをお勧めします。
このボトルの優れているところは、粘度もそうですが、溶剤まで使えるところです。
花王のボトルは溶剤非対応なので破損してしまいます。
僕はコーティング前に使う脱脂のIPAもこのボトルに入れて使っています。
ウエスにドボンと出すと無駄に消費してしまいますからね。
こちらも噴射幅を変えることができます。
トリガーで量の微調整もしやすく、とても使いやすいボトルです。
なにかと自転車が汚れやすいシーズンですが、ほんの数分で綺麗な状態を保つことができます。
マンションでも玄関先で簡単にできてしまいます。
やっぱり綺麗な状態で乗ることは気分が良いです。
綺麗にしておけば、より自転車に愛着も湧くでしょう。
触れる機会が増えれば、ちょっとした不具合も早く見つけてあげられるかもしれませんからね(^^)
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