久しぶりのバス釣り。
前回は5月の高滝だったから半年ぶり。
釣りに熱が入っていた時は、一月に2〜3回はここに来ていた。
自転車と同じで、これだと思うとしばらく没頭するクセがある。
自宅から片道110km。
今思うとガソリン代や高速代にいくら使ったのか恐ろしくなる・・・
久しぶりなので、現場の雰囲気がとても懐かしく感じる。
あれだけ通っていたので、季節ごとに入るエリアは大体決まっている。
超有名場所なので、特に隠したりはしません(笑)
開始時刻は早朝の5時半。
家を出発したのは3時。
高速は深夜料金がとてもお得なので、出発はいつもこの時間。
現地に4時半頃到着して、仮眠してからスタートというのがいつものパターン。
釣りの朝は早い。
自転車の5時起床なんてアマいものである(笑)
呑気に日の出を撮っているということは、朝のチャンスを逃したということです・・・
これが釣りというもので、いくら早起きして頑張ろうと、そんなこと自然は知ったことではない。
自分の都合を押し付けようとすると、押し返されるだけの厳しい現実です。
同じ自然の中で楽しむことであっても、自転車と違うのが正にこういったところ。
自転車は道があり、ゴールというものが見える。
時には苦しさに耐える必要はあるけど、終わらない坂は無いと言ったもので。
走り切れば誰でもゴールを手に取ることが出来る。
でも釣りにゴールは無い。
一日いくら続けていても、手にできる人とそうでない人がいる。
僕の経験からすると、釣りは努力よりも判断が重要。
頑張るとかいうよりも、その時の状況をどう判断して動くか。
時には実績のある場所ですら、見切りをつけて移動しなくてはいけない。
その時に思い切った行動をとれるかの判断。
移動を選ぶも、どうやら外したようで、朝のチャンスを逃して再び呑気に写真を撮る人です(笑)
自分の行動に自信が持てなくなると、釣りは半分終わってしまうのです。
こんな時は過去に釣れた場所を頼りに回ることに。
バス釣りは宝探しのようなもの。
自分の持つ情報や判断が地図になる。
自信の持てる場所でルアーを投げると、コツコツという反応。
浅い場所なので、ルアーがボトムにタッチしたと思いきや、そのまま横に走り出し魚だと気が付く。
グイグイと頭を振る感じがラインに伝わってきて、バスでは無さそうな予感。
カスミ名物のナマズ(笑)
写真では伝わらないかもしれないけど、60cmぐらいあります。
このサイズになると、バスよりも引くし体力もあるので、結構楽しませてくれる。
手元に寄ってきたと思うと、再び勢いよく水中に突っ込んでいき、そんなやり取りを3回ほど。
諦めたようです(笑)
触れないけど、ナマズもよく見ると愛らしい顔をしている。
ナマズは外道と呼ばれ、ぞんざいに扱われることがあるけど、同じ生き物なのでやさしくしてあげましょう。
陸に置いたまま放置する人がいるらしいが、まったくもって理解できない。
現地の人も言っているけど、これやると本当に釣り禁止になります。
釣りは時間の経過が早い。
あっという間にお昼になり、潮来駅前のとん平さんへ。
ランチメニューはとてもお得です。
海老、牡蠣、白身魚、クリームコロッケが入り、このボリュームで税込1,000円!
ほかにもヒレカツやハンバーグの定食もランチメニューにある。
川沿いをサイクリングする人も多いので、お腹を空かせたら絶好の場所ではないだろうか。
そして、腹を満たせば訪れるのが睡魔(笑)
寝不足の身としてはとどめともいえる。
車内でウトウトするとあっという間に16時・・・
これから動き回るのは得策では無いと感じ、朝と同じ場所で粘ることに決定。
夕焼け綺麗だなーと呑気に写真を撮っているということは釣れていません・・・
水面はパチャパチャと魚の気配を漂わせているけど、バスの活性は低い様子。
あらゆるレンジを探るけど全く反応がなく、このあと日没となり終了。
僕は山が好きだけど、水郷は違った魅力がある。
低湿地帯がつくりだす景色はここでしか見ることができない。
霞ヶ浦や北浦を軸に、数えきれないほどの支流や水路があり、バサーとしてはまさに天国のような場所。
僕の知っている限り、ここまで自由で恵まれた場所は他に無い。
さっきのナマズの話ではないけど、いつまでもその自由が保たれるように、ルールとマナーはしっかり守りたい。
ということで、今回の釣行はナマズさんだけです。
バスには出会えなかったけど、ちょっとルアー投げて60cmのナマズが普通に釣れるんだから、やっぱりこの場所はすごい。
久しぶりに来れて、やっぱり水郷は良いなと再認識。
これから寒くなるので、しばらく釣果は期待できないかもしれない。
だけど、釣れる釣れないは別として、この場所で釣りができればそれで満足かなとか、最近結構ゆるく考えてます(笑)
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