2024-6-19 風張林道

走行記録

僕は激坂というものが好きではありません。

だけどなぜでしょうか。

年に数回ですけど、そんな坂を妙に走りたくなります。

そして、この日がそんな一日だったようです。

本当に突然来るんですよ、激坂欲が・・・

朝起きて、今日は和田でも行こうかなと。

だけど、和田は今年行ったし、もう少し厳しいのは無いかなと考えると、瞬間的に思いつきました。

奥多摩は風張林道。

車に自転車積んで、いざ出発。

いつもは五日市駅前のタイムズに止めますが、林道に行く時は更に奥地の檜原村の村営駐車場を使わせてもらいます。

ちょっとでも体力の消耗を避けたいという現象なんでしょうか(^^;;

ですが・・・こちらの村営駐車場、現在工事中で使用できませんでした。

あらら・・・では来た道を引き返しましょう。

第二案です。

十里木駐車場まで戻り、車を止めます。

檜原村村営駐車場、そしてこちらの十里木駐車場、いずれも無料で使用できます。

ただ、繁忙期はひじょうに混雑するので、なるべく長時間の駐車は避けたいところですね。

十里木駐車場にはトイレも設置されています。

いつも綺麗にされていて感謝ですね。

さて出発です。

檜原役場先の交差点を、今日は右折します。

左折すればいつもの周遊道路方面です。

先ほどの工事中であった、村営駐車場の前を再び通過して、先を進みます。

まず目指すは林道の入り口ですが、実のところ入口までも結構な勾配が続きます。

しばらく走ると小河内峠と書かれた、3本に分かれる場所があります。

こちらの真ん中の道を進んでください。

ここから道幅が狭くなり、勾配もさらにきつくなっていきます。

風張林道の急勾配が話題になりすぎて、こちらは取り上げられませんが、10%前後の勾配が続きます。

林道入口付近では15%ほどの勾配も現れますので、結構ヤラレマス(^^;;

林道の入口に到着です。

だれもが撮影するアングルですね(笑)

この場所は車のUターン場所として広くなっているので、休憩した方が良いでしょうね。

ノンストップで林道に侵入する勇気はございません・・・

いきなり有名な絶景ポイントです(笑)

こんな急勾配、立ち止まって撮影する余裕はありません。

開始から勾配は2桁続きです。

見上げる坂の先には空が見えます。

ホントですよこれ。

それぐらいに感覚的には上を向いて走り続けることになります。

そして、きのこセンター付近の最大勾配は20%ほどあります。

足つきする人は、この場所がほとんどです。

しっかり前に荷重をかけないと、フロントが浮きます。

道には小さな石や、草木が落ちていますので、うかつに踏むと滑って落車します。

明らかに路面が散らかっている時は、無闇に直進せずに蛇行した方が良いかもしれません。

そこからしばらく走ると絶景ポイントです。

撮っているということは、足つきしてるってことですね(笑)

だけど、このポイントをスルーするのはもったいないですよ。

東京都でこんな場所はまずありません。

見ての通り、道には柵がありませんので、気をつけてください。

ここに来るまで相当足をやられていると思いますので、自転車降りる時にふらついて落車なんてしたら大変。

これ真面目な話、落ちたら100%死にます。

僕は高いところが苦手なので、これ以上前に足を踏み出せません・・・

もう一踏ん張りすると、周遊道路を走るバイクの音が聞こえてくると思います。

長らく続いた地獄もついに終わりを告げます。

終点は柵が閉まっており、一瞬マジか!?と焦りますが、ちゃんと出ることができます。

左側に通路がありますので、ここから出てください。

地獄から解放された気分を味わえるはずです(笑)

出口の先は、見慣れた風張峠の頂上です。

周遊道路経由の約半分の距離でここに到着できます。

周遊道路を走り慣れている身としては、とても不思議な感覚にとらわれます。

まるで『ワープしちゃった?』みたいな感じですかね。

もう何回も来ているので、撮影するほどでもないのですが、いちおう・・・

この季節でも、さすがに頂上は涼しいですね。

林道でかいた滝のような汗も、すぐに引いていくのが分かります。

いつもはこのまま反対側の奥多摩湖方面へ下っていきますが、今日は引き返します。

一気に下って都民の森に到着。

平日の都民の森は空いております。

さて下って駐車場に戻ろうかなと思ったら、この石碑の向こう側にすごい車を発見してしまった。

ポルシェのGT3RS

現行992型のハイエンドスポーツを、更にスパルタン仕様にしたスペシャルモデル。

何を隠そう、わたくしの憧れはポルシェです。

まるで子供のようにジロジロ見ていたら、戻られたオーナー様から話かけられまして・・・

とても紳士なおじさまでした。

普段は富士などを走られているようで、自分も以前はRX-7で走ってたよなんて話をしたら盛り上がった(笑)

普段はまずお目にかかれないであろう希少な車をいろいろ見せて頂きました。

ありがとうございました!

気分はポルシェで一気に下ります!

帰り際に久しぶりの、ちとせ屋さんへ立ち寄ります。

あっついからこれが食いたかったんじゃー!

とうふのソフトクリームでタンパク質と糖分を補給です。

お店の前が日陰になっているので、気持ち良く休憩できました。

食べたら駐車場へノンストップで戻りました。

気温が一番高い時間に戻ってきたようで、車内がチリチリになっておりました(^^;;

そういえば、輸入車あるあるのひとつ、天井が落ちてきてるんですよね・・・

高温多湿のアジア圏で見られる現象なんですけど、ヨーロッパの接着剤は耐えられないのです。

対処法は天井交換か張り替えの2択。

純正は同じ接着剤使われてるので数年後には同じことになるし、とてもとても高額です。

ここは国産接着剤と材質の良い生地を使って張り替えですね。

痛い出費ですが、放っておくと剥がれた接着剤の塊が落ちてきて大変なことになりますので(^^;;


いやまあ、それにしても、やっぱり風張林道は凄いですね。

東京都内の激坂としては最強、最恐、最狂とすべてが揃っている気がします。

手加減という言葉がありますが、この場所にそんな慈悲はないでしょうね。

だけど、怖いもの見たさではないですけど、たまに行きたくなる妙な魅力があります。

次はいつそんなヘンタイ心がうずいてしまうのだろうか(^^;;

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