2024-6-27 磐梯吾妻スカイライン

走行記録

前回は前置きが長くなりましたが、準備を済ませて出発します。

この辺は土地勘が全くないので、スカイライン入口まではガーミン頼りです。

と思ったら、ひとつ目の交差点で早速ミスるガーミンさん・・・

なんかね・・・たまに方向感覚がバグるようですが、もう慣れました(笑)

しばらくのどかな平地を進んでいきます。

僕は駐車場から『福島西部広域農道』という道路を走り、途中交差点を左折して磐梯吾妻スカイラインに入りました。

ちなみに交差点には名前がなく、初めてであればナビか地図を見なければ分かりません。

写真:Googleマップ

『貴福茶屋』の看板が目印でしょうか。

ここを左折すると、この道路が県道70号、磐梯吾妻スカイラインです。

70号に入りますと、今までの平坦が嘘のようにいきなり上り勾配になりました。

というのも、このあたりは福島市の中でもほぼ最西端に位置しており、吾妻連峰のふもとにあります。

結構勾配ありそうだなとガーミンを見ると、なんと11%とか言ってます。

一時と思いきや、序盤からそんな勾配が続き、あれ?これちょっとやばいやつ?みたいな感じになります(^^;;

何を隠すわけでもありませんが、僕はコースの下調べをあまりしない人です。

理由は、知りすぎたら面白くないじゃんってその程度ですが(^^;;

悪名高き激坂みたいな場所は、嫌でもそういう情報が耳に入りますからね(笑)

今回は乗鞍や渋峠のノリで来ておりますが、まさか序盤でこんなにやっつけられるとは・・・

やはりこんな感じでございました。

感覚的には序盤はほとんど勾配が2桁だった気がします。

結論から言うと、ここが一番つらい区間でしたね。

序盤がきついって結構苦手です。

表ヤビツみたいな感じでしょうかね。

実はあそこも苦手な場所です・・・

しかし、ここを抜ければ淡々と走れる感じがしました。

やがて森林限界をむかえ、景色が開けていきます。

ここでちょっと冷静になります。

ここを走りたくて来たわけで、タイムアタックするために来ている訳ではないよね?

そう考えたら、写真撮りながらのんびり行こうとスイッチが切り替わりました。

この景色をただ走り抜けるのは勿体無いというかなんというか・・・

だんだん異世界な雰囲気漂う中を走るようになります。

ここも有名な場所ですね。

乗鞍や渋峠と同じく、森林限界地点ではよく見られる落石防護柵。

しばらくの間、硫黄のにおいが漂ってきます。

渋峠では立ち止まるなという看板が立てられていますが、ここではそんなに強調されている感じはしませんでした。

ここは山肌が近いですね。

写真では伝わらないかもしれませんが、ちょっと圧倒されます。

このアングルが大好き(笑)

平日ということもあってか、交通量はかなり少ないので走りやすいです。

標高も上がってきて、少し風が強くなり、気温も下がってきました。

森林限界をむかえると、気温がぐっと下がりますね。

しかし、乗鞍や渋峠と比べれば標高が高くないので、寒いと感じるほどではありませんでした。

いちおうアームウォーマーを持ってきましたが、使うことは無かったですね。

いやいや凄くないですかこの景色!

もはやグランツールで見るあの景色ですよ。

来て良かったと思える瞬間。

自転車は言葉通り、この感動を肌で感じられるから凄い!

そして浄土平に到着です。

スタートから約21km、走りごたえのある道のりでした。

駐車場にはバイクラックがあります。

そういえば来月ここでレースがありますが、誰もいませんでしたね(^^;;

トイレをお借りして、ちょっと休憩しましょう。

自販機でコーラを買って補給しますが、ゴミ箱がありません・・・

それもそのはず、ここは磐梯朝日国立公園内にあるのです。

国立公園内は自然保護目的の観点から基本的にゴミは持ち帰りです。

実はあの乗鞍も渋峠も国立公園内に位置しています。

乗鞍は中部山岳国立公園、渋峠は上信越高原国立公園です。

特に乗鞍はマイカー規制があったりと、より規則が厳しくなっています。

話は戻りますが、ゴミ箱はありませんが、レストハウス内の売店で引き取ってもらえました。

ゴミ箱がないからといって、間違ってもポイ捨てなんてしてはいけません!

乗鞍がマイカー規制を設けた理由のひとつとして、車道へのゴミ捨てがあったそうです。

これは記憶に留めておきましょう。

道中あまり車を見ませんでしたが、駐車場にはそこそこ台数が止まっていますね。

あとで知りましたが、元々ここの道路は有料だったみたいですね。

東日本大震災からの復興策のひとつとして、2013年に無料化されたそうです。

30分ほど休憩をして、後ろ髪をひかれますが下っていきましょう。

反対側はこのような景色になります。

こちら側は見慣れた峠の風景といった感じでしょうか。

しかし、やっぱり山は良いなぁ・・・

そうそう、これは是非書いておきたかったこと。

終始、道路がとても綺麗です!

荒れている路面がほとんどなく、走ることに集中できました。

乗鞍とか結構荒れてるじゃないですか?特にエコーライン側・・・(^^;;

失礼ながら、そのぐらいは覚悟していたんですけど、これには驚きました。

のんびり下ってきますと、このような標識があります。

事前に調べてはいましたが、このあたり自転車の走行できない区間があります。

というのも3,360mにも及ぶ土湯トンネルがあるからですね。

福島市街へ戻るには、山岳道路の30号か115号を走る必要があります。

115号も一部走行可能ですが、僕は交通量の少なそうな30号を選択しました。

ですが!

この道路は使用する人が本当に少ないようで、道路には草木がはみ出ており、場所によっては片車線塞ぐほど。

さらに蜘蛛の巣が張っており、何度かトラップに引っかかりました・・・

道には枝というより、木に近いぐらいのものが落ちていたりと、結構気をつかいました(^^;;

ゆっくり下っていきますと、最後は115号と合流します。

これを右折すれば、あとはほぼ道なりでスタート地点の駐車場に到着します。

打って変わってこの115号は路面が整っており、結構な下り勾配であることからスピードが出ます。

あまりにもスムーズに走れてしまうので、当たり前のようにトップギアに入ります(^^;;

駐車場近くに川が流れていますが、この川の名前は荒川。

東京で聞き慣れた荒川?と思われますが、こちらは阿武隈川水系の全く違う荒川です。

なんだか水が少ないように見えますね。

晴れて嬉しいのですが、その反面を見た気がします(^^;;

さて、駐車場に戻ってきました。

時刻は12時近くだったと思いますが、気温が上がり切っており32度もありました(^^;;

車内は灼熱で窓全開です。

明るい色の車に乗っていると虫が寄ってくるのですが、夏になるとよく見るこの姿。

こうなる経緯を説明しましょう。

寄ってくるのは良いのですが、チリチリに暑くなったボディに着地した瞬間、その熱さで昇天するのです。

この日は3匹のハエ様が昇天しておりましたが、僕を恨まないでね・・・

そして、駐車場ではなんと蝉が東京よりも一足先に鳴いておりました!

この気候は完全に夏ですからね。

ちょっとフライングしてしまう気持ちも分からなくはないです(^^;;

予定よりも早く戻ってきてしまいましたが、午後はゆっくりと福島を楽しむことにしましょう(^^)

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