7月もあっという間に終わった。
年を重ねるごとに時間が経つのが早く感じる。
このスピード感で進むと、自分がいつまで自転車に乗ることができるのか
時々不安になることがある(笑)
時間には貧乏性なところがあるので、今できることは
結構タイトに詰め込む癖があり、この日も時間を見つけて外に飛び出す始末・・・
午前中はフリーに使えるので、いつもより少し遅めの6時に出発。
暑いのは言うまでもないが、この日は心地よい風があり気持ちが良い。
一時間違うだけで、人の多さもだいぶ変わる。
多摩サイはいつもゆっくりペース。
歩行者がいる時、追い越しの時は十分に気を付ける。
多摩サイは広いとは言えない道路幅。
横に広がりながらの歩行、並びながら走る自転車は正直言って周りの迷惑になる。
トラブルにならないように、気をつかい合いたいところ。
ちなみに写真を撮る時も路肩に寄せて立ち止まるようにしている。
それにしても天気が良い!
この場所は天気が良いと富士山が見える。
当然この季節は雪ひとつない。
いつも10月頃になると、頂上が白くなり始め、冬の訪れを感じさせてくれる。
大好きな夏が終わったと認めざるを得ない、寂しい時でもある(笑)
夏はついつい水辺にカメラを向けてしまう。
大きな水たまりには相変わらずアオコが発生し、川には魚の姿もない。
多摩川は水深も浅いので、水温は相当上がっているだろう。
相変わらずの釣り人目線で川を覗き込んでしまう(笑)
是政橋を渡ったら連光寺を上り、この日はそのまま反対側に下りいろは坂へ。
リアのスプロケットを11-30に変えてから、いろは坂でインナーはほとんど使わなくなった。
いろは坂の勾配がきついのは最初と最後だけ。
中間は勾配が緩くなるので、インナーだとどうもリズムが掴みづらい。
ダンシングをおり混ぜながら、アウターで上る方が僕は好きだ。
町を一望できる桜ヶ丘。
坂を一本上ってくるだけで、ここはとても静かな場所。
交通量も少なく、時間の流れがゆっくりに感じる。
そのまま映画のワンシーンに使えるような光景が広がる。
アニメではあるが『耳をすませば』の舞台にもなっていて、
平日でもよく撮影者を目にする。
坂を下れば再び日常。
永山を抜けて尾根幹へ。
一度終点まで行き、裏道を通って小山田周回コースへ合流。
尾根幹の派生コースとして、小山田は最も好きなコース。
平地、下り、急勾配と全てを楽しめる。
比較的交通量も少ないことから走りやすく、多くのサイクリストに好まれる理由がわかる。
最後の病院坂は特に苦しいが、これがあっての小山田。
ここに慣れれば10%越えの坂も怖くはない(笑)
ロングを1本、ショートを2本こなしてセブンイレブンで休憩。
このセブンイレブンも絶妙な場所にあるものだ(笑)
暑いなーと思ってガーミングを覗くと、このありさま。
小山田は3本で引き上げ、尾根幹を戻り、そのまま真光寺へ。
真光寺コースはいつもと少しルートを変えてみた。
改めて多摩という場所の偉大さがよくわかる。
どこの道に逸れようと、そこには坂が存在する。
組み合わせは無限大で、何度も走り込んで自分のコースをつくっていく楽しみもある。
僕の知っている限り、そのような場所は多摩しかなく、
いつでも来れる距離にあることが本当に幸せだと思う。
汗だくで走っていると時間はそろそろ10時。
小腹も減ってきたので、久しぶりのクロスコーヒーさんへ。
平日で日も登りきっているせいか、誰もいなかった(笑)
11時までのモーニングセットを頼み、アイスコーヒーで舌鼓。
冷え切ったアイスコーヒーがたまらなく美味しい!
エリクサーなみの回復力を感じる(笑)
トーストはあんバターを選び、消耗した体に甘いものが染み渡る。
落ち着く店内はいつもゆっくりしてしまう。
サイクリストが気軽に入れるようなカフェが、日本にももっとあると良いのだが。
多摩川を眺めながら多摩川原橋をゆっくり渡る。
いつも見かける野球少年たちがこの日はいなかった。
猛暑で練習はお休みだろうか。
こんな日に自転車乗っている自分が言うのもおかしいが、
無理せずに、お家でゆっくりするのが一番だと思う(笑)
走行85Kmで獲得標高約1,000m。
この日も良い感じで走ることができた。
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