5時起床。
最近、早朝は猛烈に眠い・・・
寝付きが悪いわけでもなく、横になればのび太くん並みの早さで寝付くことができる。
僕にとって、これは季節の変わり目だよという体の合図。
一ヶ月もすれば勝手に慣れてくるので放っておくしか無い。
外は5時でも明るいが、次第に日照時間が短くなっていることがわかる。
そして空気もどこか秋の気配を感じる。
蒸し暑く重苦しい空気は過ぎ去り、心地よい空気感。
自転車乗りとして、この環境はとても走りやすくて良いのだが、やはり寂しさを感じる。
夏が終わる・・・
暑い暑いと毎年何回文句を言ってるのか分からなくなるけど、やっぱり夏は良い。
滝のように汗を流して、水を被りながら走る夏がやっぱり好きだ。
そんなことを考えながら尾根幹を目指す。
実はその日走るコースは直前まで決まっていない。
連光寺方面に行くのであれば、多摩川原橋手前で多摩サイに入るし、真光寺なら尾根幹をひたすら直進。
ランド坂に行くのであれば矢野口先の交差点を左折する。
朝のコースはだいたいこの3パターンの方角で成り立っている。
ここで写真を撮っていると言うことは連光寺は無くなった(笑)
いつもなら週末は真光寺に行くのがお決まりではある。
でも、最近ランド坂を走っていないことに気づき、矢野口の信号待ちでランド坂に決定。
コース決めはいつもこんな感じだ。
ロングでも、大垂水に行く予定が、走り出したら気分で奥多摩になったこともあるし、その逆もある。
ロングに行くつもりが途中で気分が乗らず、いつものショートコースになったこともある。
そんなバカなと思うかもしれないけど、そんな感じです(笑)
多摩川原橋での気温は25度。
ピーク時はこの時間でも30度近くになっていたので、だいぶ落ち着いて来た。
たかが5度でも体感的にはだいぶ違う。
これがあと5度下がれば、きっと肌寒く感じるだろう。
その日がやってくるのは、9月の後半頃。
その辺りでアームウォーマーが必要になり、10月中頃には衣替えだ。
よみうりランド駅前に到着。
朝や夕方は、駅の送り迎えの車が結構多いので気を付けて走る。
まずは一本目。
今週はあまり走っていなかったので、体は疲れていないはずだけど、足は重い・・・
ランド坂は少し走らない期間があると、こういった現象がわかりやすく出る。
勾配がきつい場所はごまかしが効かない。
走った分だけ速くなるし、走らなければこうなる。
都内でこういった坂を目にすることはあまりないので、当時は視覚的にも腰が引けていたもの。
気持ちはとても大切で、そこで負けてしまうと集中力は保てなくなる。
格好良く言うと、立ち向かう勇気みたいものが得られる気がする。
以前に書いたかもしれないけど、僕はこの坂で上りの練習をした。
奥多摩を思ったように走れなくて、この坂を何度も何度も上り返した。
練習とかそういう感じではなくて、もっと速くなりたいという純粋なものだったと思う。
何度も繰り返し上っていると、こんなことして意味あるのかとか、いつか良いことあるよとか、妙なことが頭をよぎることもあった(笑)
でも、続けていれば花咲くときは来るものだ。
もうやめようかなとか、諦めかけた時に、それでも続けると、突然道は開ける。
久しぶりに走った奥多摩では飛躍的にタイムは縮み、自分でも速くなっている実感があった。
人の成長ってこんな感じなのかなって。
最初は苦しいと思うかもしれないけど、いつかそれが当たり前になる。
それが快感とか言い始めたらヘ◯タイへの仲間入り。
失礼しました(笑)
帰りの多摩川原橋ではどんより空になり、帰り途中でちょっと降られたけど気にしない。
早朝は涼しくなってきたと言いつつも、走ればまだまだ汗は滴るぐらいに暑い。
帰宅して風呂に駆け込むひとときが最高だ。
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