6時起床。ちょっと寝坊・・・
前日までは奥多摩に行くつもりでいたので、まずは車の洗車。
車は連休中に乗ってから放置状態だったので、ホコリまみれ。
出かける時はなるべく綺麗な状態で乗りたいので洗います。
といっても水をぶっかけて拭くだけなので、15分ぐらいで終了。
洗車が終わり、ふと天気予報を見ると、奥多摩の降水確率が30%まで上がり、雷マークまで付き始めた・・・
多少降るのは良いとしても、山の雷はさすがに危険。
潔く奥多摩は中止!
ゴルフ君には申し訳ないが、今週も君はお留守番だ。
洗車して車庫が湿ってるから、シャッターちょっとだけ開けておくね。
んだよ、行くっつったからその気でいたのによーと言いたそうな雰囲気を醸し出す。
へそ曲げないでね(笑)
奥多摩以外にまったく考えていなかったので、とりあえず天気予報を見る。
八王子や相模湖方面は大丈夫そうなので、とりあえず尾根幹を目指す。
走っていれば何か思いつくだろうと言う、適当極まりないスタート。
いつもより遅いスタートなので、日はすっかり昇り既に30度を越えている。
予報では35度まで上がるとのこと。
どう考えても尾根幹周辺を走り回る気にはなれず、相模湖か宮ヶ瀬あたりが思い浮かぶ。
やはり体は涼を求めているということ。
でも気分はもっと森林の中。
そうだ和田がある。
決定(笑)
尾根幹終点まで進み、そこから町田街道で高尾方面へ。
途中まで道路は綺麗に舗装され、自転車専用レーンも広く整備されている。
なかなか難しいだろうけど、こういった道路が増えれば良いなと思う。
町田街道は16号の交差点を過ぎたあたりからアップダウンを繰り返すようになる。
頑張りすぎると結構足を削られるので程々に。
甲州街道の交差点を過ぎると、高尾街道に名前は変わる。
街道沿いは桜の木で覆われている。
春になると桜が一面を覆い、素晴らしい光景が広がる。
この先で美山通りへ分岐をして、しばらく上りが続く。
東京霊園入口が見えてきたら、とりあえずここの上りは終了。
実はこの東京霊園に我が家の祖父母やその先代が眠っている。
霊園内はとても広く、車で移動することもできる。
奥多摩の帰りは必ず立ち寄って手を合わせてから帰る。
この日も立ち寄ろうと思ったけど、この格好で入るのはよろしくないと察し、この入り口で手を合わせた(笑)
ちなみに、言葉通り東京霊園の向かい側に八王子霊園がある。
偶然にもこちらには小さい頃に親しかった親戚が眠っている。
ここに来ると、楽しかった昔の思い出が蘇ってくる。
いろいろな所へ連れて行ってもらったり、教えてもらったり、それは数知れない。
今日の自分が形成されているのも、この人達のおかげなのだ。
そんなノスタルジーに浸りながら走り続け、メインである陣馬街道交差点に到着。
和田峠方面に向かうのであれば、ここのファミリーマートが最後のコンビニとなる。
この陣馬街道、和田峠の先にも、甲武峠や鶴峠にアクセスできる道でもある。
いずれも向かうのであれば、しっかり準備したいところ。
陣馬街道に入ると一気に交通量が減り、景色も一変する。
涼しげな川の音を聞きながら、緑の中を進む。
途中、夕やけ小やけふれあいの里で水分補給。
陣馬街道に入って涼しくなってきたけど、水分は絶え間なく補給していないと厳しい。
ここに来るまで既にどれだけ水分を取り入れたか分からない。
それでもトイレには一度も行っていない。
どれだけ汗になって出ているかがよくわかる。
お蕎麦屋さんが見えてきたら分岐を右側へ。
ここが和田峠のスタート地点になる。
分岐をすると勾配は一気にきつくなり、ガーミン上で10%以下を表示することがほぼなくなる。
ギアはすぐにインナーへ落とし、シッティングとダンシングをおり混ぜながらの走行。
勾配10%ぐらいは、たちまち平地に思えてくるだろう。
やはり10%以上の勾配は体への負荷が違う。
気を抜けばあっという間に失速するし、失速すれば回復するのにより大きなパワーを要する。
中盤あたりの最も急な勾配区間で心拍数180オーバーのアラートが鳴り響く。
序盤から心拍数は上がりっぱなしなので、正直180を超えている実感はなかった。
抑えるにも抑えられるものではないので、ペースはそのままに上り続ける。
体も諦めたのか、そのまま頂上まで180を上回ることはなかった(笑)
深い森林の中を走っていたけど、体は水浴びをしたかの如く汗だく。
日差しは強いけど、標高の高い場所の風は気持ちが良く、汗が引いていくのがわかる。
木陰でしばらく休憩。
強い日差しを遮ってくれる緑の力は絶大だ。
それにしても和田峠のタイムはなかなか伸びない。
この日は19分08秒。
理由はわかっていて、急勾配の連続が苦手。
こればかりは回数を走らなければどうにもならないことだ。
寒くなる前にまた来るか(笑)
和田峠を反対側へ下る。
こちらも急勾配なうえ、路面状況が良くない場所もあるので注意が必要。
下ると道路は広がり、のどかな雰囲気の中を走る。
車の行き来はほとんどなく、快適に走ることができる。
上野原方面との分岐を藤野側へ向かう。
途中、道の横を流れる沢井川で、子供たちが水遊びをしているのを見て混ざりたくなる(笑)
トンネルを抜けると甲州街道へ合流。
交通量が一気に増え、トンネルの向こうとは違う世界のように感じる。
時期的なものか、道路工事で片側交互通行の場所が3カ所ほどあった。
渋滞に巻き込まれ、少々時間を食ったがそんな時もある。
相模湖で休憩するつもりでいたが、暑さで立ち止まる気にもなれずパス。
裏大垂水に到着する頃には気温が35度ぐらいになっていた。
写真を撮る気にもなれず、とりあえず走るか的な、やる気なしモード(笑)
しかし、和田峠のダメージを残しながらも、結構足は回る。
ベスト約1分落ちの11分台で登頂。
まったくどうして、自分でもよく分からない体だ。
高尾山口駅を超えて、行きに通過した町田街道との交差点に戻ってきた。
お好きな方はもう一周どうぞ(笑)
甲州街道をひたすら進み、石田大橋から多摩サイ。
夏になると、謎の足攣りポイントというものが発生する。
コースによって、大体この辺かなと思ったところでやってくる。
今日はここ(笑)
足をポコポコ叩きながら通過する京王線を撮影して過ごす。
この炎天下で何やってるんだあいつと思われているかもしれない・・・
多摩川原橋へ戻ってくる頃には雲が増えてきていた。
風も強くなってきたので、一発くるかと思いきや、その後再び晴れ間が広がった。
距離や獲得標高はそこそこだったけど、急勾配と暑さでやられた一日。
朝と夕方は秋の気配が出てきたけど、日中はまだ灼熱の世界。
残り少ない夏を満喫しよう。
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