9.2 連光寺と記念館通り ~身近な10%超え~

走行記録

和田峠の疲れを若干引きずりつつ、いつも通り起床。

前回ブログで語っておきながら、多少の疲れは見て見ない振りをする。

そろそろ良い歳になってきたので、ほどほどに(笑)


最近、日に日に朝が薄暗くなってく。

そして日が昇るまでは涼しく、井の頭公園ではスズムシが鳴いている。

つい先日まで早朝からセミが鳴いていたのに、気が付けば季節は進んでいる。

薄暗いので、もちろんライトは前後ともオン。

交通量の少ない早朝の道を多摩川へ向かう。

多摩川原橋手前から多摩サイへ。

昨夜の立派な満月がまだ顔を出していた。

富士山のシルエットもはっきりしている。

気温が下がり、空気が澄んできている証拠だ。

是政橋を渡り連光寺へ。

最近、坂の途中の信号によく引っかかる・・・

そして、信号待ちをしながら、ふと思いついた。

先日の和田峠の影響だろうか、記念館通りが思いつき目指すことに。


いつもは連光寺頂上から天国への階段を目指すが、そのまま直進。

連光寺の反対側を下っていくと、稲城日野線との分岐があるので左折。

そして、慣れていないと、ここからが分かりづらい。

一つ目の信号機を左に入れる細い道があり、ここが記念館通り。

Googleマップでもかなり拡大しないと表示されないような道路。

さらに、稲城日野線が下り基調なこともあり、スピードに乗っていると通り過ぎてしまいそうになる。

入り口から見上げた所。

1kmほどの短い坂ではあるが、序盤から10%を超えてくるので、ギアはインナーへ。

早朝の静かな住宅地の中を息を切らしながら走っていると、ウォーキングしている老夫婦と挨拶。

あなた達は朝からよくやるねぇ〜と言われ、僕の前にも同じような人がいたのかと察した(笑)

坂は中盤で一時10%以下を指すが、再び2桁に戻り、終盤が一番勾配がきつくなる。

写真の道路が緑色に塗られた区間がそれを意味する。

ガーミン上で最大14%を指し、ぐんと推進力が失われる感触はまさに和田峠と同じ。

踏ん張りながらこの区間を越えると、その後は緩やかな勾配となり、桜ヶ丘公園を抜けた先で、いつもの天国への階段に続く道に合流する。

あとはいつも通り、若葉台から尾根幹を折り返して是政橋へ戻る。

この時間になると、日は昇りやっぱりまだまだ暑さは感じる。

ただ、橋の上で感じる風は心地よく、あの熱風を扇風機でかき混ぜてるような感じはない。

そして、多摩サイ沿いの生えに生えた野草達もさっぱりと刈られ、あの野草独特の匂いはなくなり、夏景色が今年も終わった。

時間が経つのは本当に早い。

ついこの間、保冷ボトルの準備が遅れて焦っていたのに、もう必要ない季節が近づいている。

次に気がつく頃には肌寒いと感じ、その次は凍えるような冬を感じ、また春が来る。

こんなに四季を肌で感じるようになったのも、自転車をはじめてからだと思う。

元々、僕のそういう感性が乏しかっただけかもしれないが・・・(笑)

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