和田峠の疲れを若干引きずりつつ、いつも通り起床。
前回ブログで語っておきながら、多少の疲れは見て見ない振りをする。
そろそろ良い歳になってきたので、ほどほどに(笑)
最近、日に日に朝が薄暗くなってく。
そして日が昇るまでは涼しく、井の頭公園ではスズムシが鳴いている。
つい先日まで早朝からセミが鳴いていたのに、気が付けば季節は進んでいる。
薄暗いので、もちろんライトは前後ともオン。
交通量の少ない早朝の道を多摩川へ向かう。
多摩川原橋手前から多摩サイへ。
昨夜の立派な満月がまだ顔を出していた。
富士山のシルエットもはっきりしている。
気温が下がり、空気が澄んできている証拠だ。
是政橋を渡り連光寺へ。
最近、坂の途中の信号によく引っかかる・・・
そして、信号待ちをしながら、ふと思いついた。
先日の和田峠の影響だろうか、記念館通りが思いつき目指すことに。
いつもは連光寺頂上から天国への階段を目指すが、そのまま直進。
連光寺の反対側を下っていくと、稲城日野線との分岐があるので左折。
そして、慣れていないと、ここからが分かりづらい。
一つ目の信号機を左に入れる細い道があり、ここが記念館通り。
Googleマップでもかなり拡大しないと表示されないような道路。
さらに、稲城日野線が下り基調なこともあり、スピードに乗っていると通り過ぎてしまいそうになる。
入り口から見上げた所。
1kmほどの短い坂ではあるが、序盤から10%を超えてくるので、ギアはインナーへ。
早朝の静かな住宅地の中を息を切らしながら走っていると、ウォーキングしている老夫婦と挨拶。
あなた達は朝からよくやるねぇ〜と言われ、僕の前にも同じような人がいたのかと察した(笑)
坂は中盤で一時10%以下を指すが、再び2桁に戻り、終盤が一番勾配がきつくなる。
写真の道路が緑色に塗られた区間がそれを意味する。
ガーミン上で最大14%を指し、ぐんと推進力が失われる感触はまさに和田峠と同じ。
踏ん張りながらこの区間を越えると、その後は緩やかな勾配となり、桜ヶ丘公園を抜けた先で、いつもの天国への階段に続く道に合流する。
あとはいつも通り、若葉台から尾根幹を折り返して是政橋へ戻る。
この時間になると、日は昇りやっぱりまだまだ暑さは感じる。
ただ、橋の上で感じる風は心地よく、あの熱風を扇風機でかき混ぜてるような感じはない。
そして、多摩サイ沿いの生えに生えた野草達もさっぱりと刈られ、あの野草独特の匂いはなくなり、夏景色が今年も終わった。
時間が経つのは本当に早い。
ついこの間、保冷ボトルの準備が遅れて焦っていたのに、もう必要ない季節が近づいている。
次に気がつく頃には肌寒いと感じ、その次は凍えるような冬を感じ、また春が来る。
こんなに四季を肌で感じるようになったのも、自転車をはじめてからだと思う。
元々、僕のそういう感性が乏しかっただけかもしれないが・・・(笑)
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