休みの日は少し遅めの6時起床。
朝から外は快晴。
予報では夕方頃から一雨来るらしい。
ロングに行く予定はしていたので、朝食は摂ってから出発。
なんだかんだと7時を過ぎてしまった。
この時間になると吉祥寺通りはバスが多くなるので、併走するむらさき橋通りへ。
そこに向かう風の散歩道は玉川上水を挟んで南側に位置し、北側は御殿山通りが併走する。
玉川上水が三鷹市と武蔵野市の境となっており、このような面白いつくりになっている。
むらさき橋通りはバスも少なく走りやすい。
あっという間に東八に出て、いつものルートで多摩川を目指す。
多摩川原橋の上で、どこに行こうか迷いだす。
当初は宮ヶ瀬あたりを回って120kmコースかなと思っていたが、なぜか道志が頭に浮かんだ。
これからもっと日が短くなるから、行ける時に少し遠くへ行こうと決定。
毎度こんな感じで僕のロングライドは行き先が決まっていく(笑)
先は長いのでのんびりペースで尾根幹終点まで。
橋本を通過して、津久井道を走るが久保沢の交差点から510号へ向かう。
オリンピックで一躍有名になった小倉橋。
上の新小倉橋が無かった頃はよく渋滞をしていた場所。
小倉橋は道幅が狭く、橋の上で車が行き来できないため、交互通行になる。
新しい510号が出来て、この道はずいぶんと交通量が減った。
相模湖に向かう時も、僕は津久井道ではなく、こちらの旧510号を使う。
適度にアップダウンがあり、上にも言った通り交通量が少なく走りやすい。
セブンイレブン津久井青山店で休憩。
おにぎり2個とボトルの水を足して出発。
この先の青山交差点を曲がり、道志みちに入る。
橋本からこの先もオリンピックと全く同じコースを走ることになる。
同じ場所をあの偉大な選手達が走ったのかと思うと、なかなか感慨深い。
少し走ると景色が開ける。
道志に来たんだと感じる瞬間でもある。
この先にセブンイレブンがあり、道志みちでは最後のコンビニ。
さきほど休憩をしたばかりなので、今回はパスした。
そしてコンビニを過ぎたあたりから、勾配が徐々にきつくなってくる。
前半は景色が開ているので、視覚的に勾配を感じさせないのだが、至る所で10%ぐらいの坂が現れる。
目の錯覚で、平坦に見えても5%ぐらいあったりもする。
平丸トンネルの手前は10%を超えてくるが、焦らずゆっくり上る。
この先、ダムから藤野方面に抜けて帰ろうと考えていたが、思ったよりも時間が早い。
天気も良いし、気分良くそのまま直進することに(笑)
道志川を横目に道端で休憩を挟みながら。
がむしゃらに走ることだけに集中していた時期もあったけど、心持ちも変わった。
どちらが正しいとか、そういう問題ではなく、今はこの方が自分には良いのだろう。
好きなように走れば良いし、だからこそ自転車は自由で楽しい。
さて、道坂峠との分岐まで来てしまった。
直進すれば山中湖。
往復200kmコースに至る。
さすがに時間が足りない(笑)
しかし、道志みちで散々体力を使ってきたので、分岐の少し先にある道の駅どうしまで行き、少し休憩することに。
駐車場ではバイカーが多くみられた。
僕はバイクに乗らないから詳しくはわからないけど、肌で感じるものはバイクも同じはず。
この快晴では走りたくもなる。
売店で酒まんじゅうと高菜まんじゅうを購入。
う〜ん・・・以前より餡の量が減ってしまったような気がする・・・
日陰のベンチで休憩していると、あまりの適温に眠たくなってくる。
考えてみれば、早朝から人力で走り続けているのだから当然だ。
カフェイン補給しましょう(笑)
まだコーラが美味しく飲める季節だ。
そして、来た道を少し戻り、道志みちから道坂峠に入る。
休憩をしたとはいえ、ここに来て峠ひとつ超えるのも結構足にくる。
終始勾配はそこまで厳しくないので、マイペースでペダルを回す。
頂上の道坂トンネルに到着。
ここから都留市街へ向けて一気に下る。
市街地は道幅も狭く、交通量も多いので注意したいところ。
カラフルな富士急行を横目に、一時賑やかな市街地を走るが、すぐに35号へ分岐して雛鶴方面へ。
道に入ってすぐセブンイレブンがあるので、ボトルの水を足す。
空腹感も無かったので、ここでは水分補給のみで出発。
しかし、これが良く無かった。
ご覧の通り、緩やかではあるが、上り坂が続く。
これが思った以上に効いてしまい、前に進む力が次第に弱くなった。
リニア線手前の勾配で足が攣り、平地で少し息を整える。
雛鶴峠の頂上でもあるトンネル。
山梨県は何かと頂上はトンネルであることが多い。
あとは下るだけなのだが、ペダルが思うように回らない。
ハンガーノックと察し、ポケットに忍ばせてあった1本満足バーを食す。
マシにはなったが、それでも時折現れる上り坂では結構苦しい。
コンビニはしばらく無いので、このまま走り抜けるしかない。
写真を撮る余裕もなく、ひたすらペダルを回し、20号へ合流、そのまま大垂水へ。
大垂水はまさに虫の息・・・
走り慣れた大垂水が、いつもの何倍も厳しい峠に見えた。
高尾山口駅の先にあるセブンイレブンで休憩。
久しぶりに見るコンビニは正にオアシスに感じた。
チキンサンドとモンスターで補給。
力の入らない足に負荷をかけたせいか、休憩中に足が攣り出す始末・・・
山を走る者としてはよろしくない例だ。
補給は早め早め。
まだ大丈夫という心理は危険だ。
高尾からは20号と多摩サイを使って帰路へ。
コンビニの補給が効いたのか、最後の多摩サイは足が回るようになった。
運良く追い風基調なところもあって、16時頃帰宅。
空がどんよりしてきたと思ったら、しばらくして雨が降り出した。
いつもながらタイミング良く帰ってくるものだ(笑)
走行177.7km。
良い数字(笑)
今回は補給の重要さについて再認識させられた。
同じ苦しさでも、坂を上る苦しさとは違うし、あって何も良いことはない。
せっかくの楽しいロングライド、これからの教訓にしたい。
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