9.26 道志みち 〜これがハンガーノックになる心理〜

走行記録

休みの日は少し遅めの6時起床。

朝から外は快晴。

予報では夕方頃から一雨来るらしい。

ロングに行く予定はしていたので、朝食は摂ってから出発。

なんだかんだと7時を過ぎてしまった。

この時間になると吉祥寺通りはバスが多くなるので、併走するむらさき橋通りへ。

そこに向かう風の散歩道は玉川上水を挟んで南側に位置し、北側は御殿山通りが併走する。

玉川上水が三鷹市と武蔵野市の境となっており、このような面白いつくりになっている。

むらさき橋通りはバスも少なく走りやすい。

あっという間に東八に出て、いつものルートで多摩川を目指す。

多摩川原橋の上で、どこに行こうか迷いだす。

当初は宮ヶ瀬あたりを回って120kmコースかなと思っていたが、なぜか道志が頭に浮かんだ。

これからもっと日が短くなるから、行ける時に少し遠くへ行こうと決定。

毎度こんな感じで僕のロングライドは行き先が決まっていく(笑)

先は長いのでのんびりペースで尾根幹終点まで。

橋本を通過して、津久井道を走るが久保沢の交差点から510号へ向かう。

オリンピックで一躍有名になった小倉橋。

上の新小倉橋が無かった頃はよく渋滞をしていた場所。

小倉橋は道幅が狭く、橋の上で車が行き来できないため、交互通行になる。

新しい510号が出来て、この道はずいぶんと交通量が減った。

相模湖に向かう時も、僕は津久井道ではなく、こちらの旧510号を使う。

適度にアップダウンがあり、上にも言った通り交通量が少なく走りやすい。

セブンイレブン津久井青山店で休憩。

おにぎり2個とボトルの水を足して出発。

この先の青山交差点を曲がり、道志みちに入る。

橋本からこの先もオリンピックと全く同じコースを走ることになる。

同じ場所をあの偉大な選手達が走ったのかと思うと、なかなか感慨深い。

少し走ると景色が開ける。

道志に来たんだと感じる瞬間でもある。

この先にセブンイレブンがあり、道志みちでは最後のコンビニ。

さきほど休憩をしたばかりなので、今回はパスした。

そしてコンビニを過ぎたあたりから、勾配が徐々にきつくなってくる。

前半は景色が開ているので、視覚的に勾配を感じさせないのだが、至る所で10%ぐらいの坂が現れる。

目の錯覚で、平坦に見えても5%ぐらいあったりもする。

平丸トンネルの手前は10%を超えてくるが、焦らずゆっくり上る。

この先、ダムから藤野方面に抜けて帰ろうと考えていたが、思ったよりも時間が早い。

天気も良いし、気分良くそのまま直進することに(笑)

道志川を横目に道端で休憩を挟みながら。

がむしゃらに走ることだけに集中していた時期もあったけど、心持ちも変わった。

どちらが正しいとか、そういう問題ではなく、今はこの方が自分には良いのだろう。

好きなように走れば良いし、だからこそ自転車は自由で楽しい。

さて、道坂峠との分岐まで来てしまった。

直進すれば山中湖。

往復200kmコースに至る。

さすがに時間が足りない(笑)

しかし、道志みちで散々体力を使ってきたので、分岐の少し先にある道の駅どうしまで行き、少し休憩することに。

駐車場ではバイカーが多くみられた。

僕はバイクに乗らないから詳しくはわからないけど、肌で感じるものはバイクも同じはず。

この快晴では走りたくもなる。

売店で酒まんじゅうと高菜まんじゅうを購入。

う〜ん・・・以前より餡の量が減ってしまったような気がする・・・

日陰のベンチで休憩していると、あまりの適温に眠たくなってくる。

考えてみれば、早朝から人力で走り続けているのだから当然だ。

カフェイン補給しましょう(笑)

まだコーラが美味しく飲める季節だ。

そして、来た道を少し戻り、道志みちから道坂峠に入る。

休憩をしたとはいえ、ここに来て峠ひとつ超えるのも結構足にくる。

終始勾配はそこまで厳しくないので、マイペースでペダルを回す。

頂上の道坂トンネルに到着。

ここから都留市街へ向けて一気に下る。

市街地は道幅も狭く、交通量も多いので注意したいところ。

カラフルな富士急行を横目に、一時賑やかな市街地を走るが、すぐに35号へ分岐して雛鶴方面へ。

道に入ってすぐセブンイレブンがあるので、ボトルの水を足す。

空腹感も無かったので、ここでは水分補給のみで出発。

しかし、これが良く無かった。

ご覧の通り、緩やかではあるが、上り坂が続く。

これが思った以上に効いてしまい、前に進む力が次第に弱くなった。

リニア線手前の勾配で足が攣り、平地で少し息を整える。

雛鶴峠の頂上でもあるトンネル。

山梨県は何かと頂上はトンネルであることが多い。

あとは下るだけなのだが、ペダルが思うように回らない。

ハンガーノックと察し、ポケットに忍ばせてあった1本満足バーを食す。

マシにはなったが、それでも時折現れる上り坂では結構苦しい。

コンビニはしばらく無いので、このまま走り抜けるしかない。

写真を撮る余裕もなく、ひたすらペダルを回し、20号へ合流、そのまま大垂水へ。

大垂水はまさに虫の息・・・

走り慣れた大垂水が、いつもの何倍も厳しい峠に見えた。

高尾山口駅の先にあるセブンイレブンで休憩。

久しぶりに見るコンビニは正にオアシスに感じた。

チキンサンドとモンスターで補給。

力の入らない足に負荷をかけたせいか、休憩中に足が攣り出す始末・・・

山を走る者としてはよろしくない例だ。

補給は早め早め。

まだ大丈夫という心理は危険だ。

高尾からは20号と多摩サイを使って帰路へ。

コンビニの補給が効いたのか、最後の多摩サイは足が回るようになった。

運良く追い風基調なところもあって、16時頃帰宅。

空がどんよりしてきたと思ったら、しばらくして雨が降り出した。

いつもながらタイミング良く帰ってくるものだ(笑)

走行177.7km。

良い数字(笑)

今回は補給の重要さについて再認識させられた。

同じ苦しさでも、坂を上る苦しさとは違うし、あって何も良いことはない。

せっかくの楽しいロングライド、これからの教訓にしたい。

コメント

タイトルとURLをコピーしました