8.27 ランド坂 〜良い教訓〜

走行記録

5時起床。

最近、早朝は猛烈に眠い・・・

寝付きが悪いわけでもなく、横になればのび太くん並みの早さで寝付くことができる。

僕にとって、これは季節の変わり目だよという体の合図。

一ヶ月もすれば勝手に慣れてくるので放っておくしか無い。



外は5時でも明るいが、次第に日照時間が短くなっていることがわかる。

そして空気もどこか秋の気配を感じる。

蒸し暑く重苦しい空気は過ぎ去り、心地よい空気感。

自転車乗りとして、この環境はとても走りやすくて良いのだが、やはり寂しさを感じる。

夏が終わる・・・

暑い暑いと毎年何回文句を言ってるのか分からなくなるけど、やっぱり夏は良い。

滝のように汗を流して、水を被りながら走る夏がやっぱり好きだ。



そんなことを考えながら尾根幹を目指す。

実はその日走るコースは直前まで決まっていない。

連光寺方面に行くのであれば、多摩川原橋手前で多摩サイに入るし、真光寺なら尾根幹をひたすら直進。

ランド坂に行くのであれば矢野口先の交差点を左折する。

朝のコースはだいたいこの3パターンの方角で成り立っている。

ここで写真を撮っていると言うことは連光寺は無くなった(笑)

いつもなら週末は真光寺に行くのがお決まりではある。

でも、最近ランド坂を走っていないことに気づき、矢野口の信号待ちでランド坂に決定。

コース決めはいつもこんな感じだ。

ロングでも、大垂水に行く予定が、走り出したら気分で奥多摩になったこともあるし、その逆もある。

ロングに行くつもりが途中で気分が乗らず、いつものショートコースになったこともある。

そんなバカなと思うかもしれないけど、そんな感じです(笑)

多摩川原橋での気温は25度。

ピーク時はこの時間でも30度近くになっていたので、だいぶ落ち着いて来た。

たかが5度でも体感的にはだいぶ違う。

これがあと5度下がれば、きっと肌寒く感じるだろう。

その日がやってくるのは、9月の後半頃。

その辺りでアームウォーマーが必要になり、10月中頃には衣替えだ。

よみうりランド駅前に到着。

朝や夕方は、駅の送り迎えの車が結構多いので気を付けて走る。

まずは一本目。

今週はあまり走っていなかったので、体は疲れていないはずだけど、足は重い・・・

ランド坂は少し走らない期間があると、こういった現象がわかりやすく出る。

勾配がきつい場所はごまかしが効かない。

走った分だけ速くなるし、走らなければこうなる。

都内でこういった坂を目にすることはあまりないので、当時は視覚的にも腰が引けていたもの。

気持ちはとても大切で、そこで負けてしまうと集中力は保てなくなる。

格好良く言うと、立ち向かう勇気みたいものが得られる気がする。

以前に書いたかもしれないけど、僕はこの坂で上りの練習をした。

奥多摩を思ったように走れなくて、この坂を何度も何度も上り返した。

練習とかそういう感じではなくて、もっと速くなりたいという純粋なものだったと思う。

何度も繰り返し上っていると、こんなことして意味あるのかとか、いつか良いことあるよとか、妙なことが頭をよぎることもあった(笑)

でも、続けていれば花咲くときは来るものだ。

もうやめようかなとか、諦めかけた時に、それでも続けると、突然道は開ける。

久しぶりに走った奥多摩では飛躍的にタイムは縮み、自分でも速くなっている実感があった。

人の成長ってこんな感じなのかなって。

最初は苦しいと思うかもしれないけど、いつかそれが当たり前になる。

それが快感とか言い始めたらヘ◯タイへの仲間入り。

失礼しました(笑)

帰りの多摩川原橋ではどんより空になり、帰り途中でちょっと降られたけど気にしない。

早朝は涼しくなってきたと言いつつも、走ればまだまだ汗は滴るぐらいに暑い。

帰宅して風呂に駆け込むひとときが最高だ。

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