才能やセンスに長けた人、身近にいますか?
始めたばかりなのに物凄い勢いで上達する人。
物覚えが人一倍早く、すぐに実践できる人。
僕の人生の中でも何人かいました。
特にその能力が高い一握りの人達に与えられる天才という称号。
でも、本当に世の中それだけで人よりも先を歩き続けられるのだろうか。
音楽家の話によると・・・
仕事繋がりで音楽関係の仕事についている人がいる。
業界の中では天才という名がよく出てくるそうです。
その人は言いました。
才能やセンスは人よりもスタート地点が少し先なだけ。
その先行スタートを維持するかどうかは本人の努力次第。
地位に溺れて消えていった人は何人もいる。
逆にスタートが遅くても地道にのし上がる人もいる。
天才とは人が苦しいと思えることも、それが当たり前のように続けられる人だ。
破壊力抜群の一言でした(笑)
車やバイクの場合は・・・
若かりし頃は4輪のモータースポーツを趣味としていました。
すると同年代でも頭一つ出た人がいるわけです。
人は身勝手なもので、あの人は天才だとか、時間とお金があるに違いないとか言い出す・・・
実際本人と話をしてみると、そんな感じは全く無い。
ただ、物事に対する向き合い方が違うんだと感じた。
普段?車以外は何も無いよ。だってこれが一番楽しいから(笑)
話を聞いていると本当にその通りみたいです。
自分も本気でやっていると思っていたけど、その度合が違う。
これ以上はリスクがありそうだと、腰の引ける自分とは違う。
どこまでもリスクと向き合い、それを楽しんでいるようにも見える姿。
その姿が周りからは天才に見える。
では自転車は?
速くなるには地道な努力の積み重ね。
これに尽きると思います。
プロのSNSを見ると楽しそうに練習している姿をよく目にします。
でも、それは表舞台の姿。
やっぱり才能やセンスだけでは生き残れない。
スタートラインが先にあって、そこから走り続けられる人が天才。
たぶんどの世界でも同じことだと思う。
好きであり続けることの重要さ
僕はここに辿り着きました。
そんなに意志が強い人間ではないので、根性論に頼ると結構早めに挫折します(笑)
好きであり続けられるにはどうすれば良いのか。
好きなことであれば続けられる。
僕にとって自転車は趣味です。
だからいつも楽しみを抱えて家を出ます。
これから頑張って自転車乗ってきます!なんて言わないですよね?
〇〇に行きたいという目的はもちろん、めちゃくちゃくだらない理由の楽しみもある(笑)
続けていたらそれなりに走れるようになり、自転車屋の店長からセンスあるんじゃないのって、生まれて初めて言われました。
ここは適当に聞き流してください(笑)
才能やセンスという言葉は忘れた方が良いのではないだろうか。
それよりも、好きであり続け、長く続けること。
そんなあなたを見ている人は言うかもしれません。
才能あるね。センスあるねと。
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