つい先日、職場の先輩と趣味についての話をしたこと。
その人、趣味が無いと言います。
そして奥さんも、子供も趣味が無いと言います。
どうやったら趣味ってつくれるの?って。
真剣に聞かれてちょっと返事に困りました(^^;;
趣味が続くか続かないかならまだ分かるけど、無いと言われると??
でも、話を聞いていると何となく分かってきました。
勝手にハードルを上げている。
たぶんこんな感じかなと・・・
僕は自転車と釣りが趣味です。
特に今は自転車。
はっきり言って、それなりにお金はかかっています。
時間もお金も体力も使って、やりたいことをやっています。
凝り性なので(笑)
だけど、人のこんな面ばかりを見て、それを基準に考えられたら趣味なんて出来ない。
いきなりそんな所見たらハードル高すぎて、やる前からテンション下がります。
自転車ってお金かかるんでしょ?
自転車だけで何十万?ウエア買って、練習して、いつも100km走るの?
釣りってお金かかるんでしょ?
竿いくら?リールいくら?夜中に家を出なくちゃいけないの?
全然楽しそうに感じません(^^;;
自転車はじめたいなら、まずはカタログ見たらどうです?
何をしたいか自分で想像してみたらどうです?
この時代、メーカーのホームページ開けば何でも調べられる。
想像するのなんてタダです!(笑)
食べるの好きだったら、クロスバイクでも買って、10km先のラーメンでも食べに行けば良い。
それがトンカツだろうとスイーツだろうと、何だって良いわけで。
それが楽しくて習慣化すれば立派な趣味。
そしてもうひとつ。
趣味をやることで、得るものに期待しすぎている。
これ釣りの方がよく突っ込まれます(笑)
僕のする釣りはキャッチアンドリリースが多いです。
すかさず頂く言葉が、食べないのに釣りするの?です。
釣り=漁と思われすぎです(笑)
やったことある人はわかると思いますが、ルアーフィッシングなんて釣れない方が多いです。
考えてみれば当たり前のことです。
水中は魚の領域。
そこに人間という陸の生物が、大きなハンデを背負いながら挑むんです。
さらにルアーという擬似絵を使う。
まともに釣れる訳がないんです。
だから釣れた時の喜びや感動が大きい。
それは日常生活では味わえないようなものだから。
それらが日頃のモチベーションを上げてくれたり、自分でも気が付かないようなところで活きていることは確かです。
でも、僕はそれが欲しくて釣りをしたことは一度もない。
だってそれを求めた瞬間、それは趣味ではなくなってしまうから。
楽しくなくなってしまうから。
あとから活きたことなどは副産物でしかありません。
多忙に追われる海外のエリート達でも、休暇は家族と釣りに行くことを大切にしている意味が分かります。
中国では『永遠に幸せになりたければ釣りを覚えなさい』ということわざがあります。
ちなみに、一時間の幸せでよければ酒を飲めとのことです(笑)
趣味がつくれないのはなぜか?
僕としては、ハードルを上げすぎていること、得るものに期待しすぎていること。
この二つが大きいのかなと思います。
面白そうと思ったことがあれば、時間とお金が許す範囲でやってみれば良いのではないでしょうか。
僕の同級生、それでプロの陶芸家になった人いますから(^^)
ルールとマナーさえ守っていれば、失敗したって誰にも迷惑かけるわけではないし。
そもそも趣味で失敗なんてあって無いようなものだし。
失敗?うまくいかない方法を学んだだけですけど?
エジソンの言葉を借りてますけど、いつもこんな感じにしています(笑)
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