森博嗣さんの本を読みました。
お金の減らし方。
存在は知っていましたが、やっと読むことができました。
お金に関する本はいくつか読んでいますが、たぶんこの本が一番共感できたかなと思います。
物よりも経験にお金を使うと書かれている本はたくさんありますが、それをより掘り下げた内容でしょうか。
僕も物よりも経験にという考えは一緒です。
じゃあなんでドグマ乗ってんだ?
エントリーモデルでも経験できるのでは?ってことになりますね(^^;;
ものは言いようになりますが、体なんていつまで健全か分かりません。
乗れるうちに乗っておきたいし、『いつかは』なんて憧れは向こうからやってきません。
まあ、要するに僕はドグマで走る経験が欲しかったのです。
体が健全なうちにドグマを手に入れて、ドグマに乗って好きな場所を走りたい。
そのために自分のお金というものを減らすと、あの時は決めました。
お金は失いましたが、経験という価値になって自分の元へ帰って来たので後悔はしていません。
改めて自分の考えを認識することができた本でした。
一冊を通して、僕なりに感じたパワーワードをまとめてみました。
『お金に価値はない、お金を失うことで価値が得られる』
『すぐ手に入る価値に飛びつくと、いつまでも富は得られない』
『買うお金が無い、やる時間が無い、いずれもそこまでして欲しく無い、やりたくないという判断だ』
『周囲の空気に流されていると、みんなと同じものが自分の欲しい物だと勘違いする』
『お金は自分にとって価値あるものを得るために使う、それが自分の価値を見つける方法だ』
『人は望んだ通りの者になる、続けていれば少なくとも近づき続ける、実現せずに諦める決断をした時、それも望み通りだ』
他にもなかなか刺さる言葉がたくさんございました(笑)
なんでも手に入る時代だからこそ、今一度考えてみてはいかがかなと感じております。
良い本だと思うので、ぜひ読んでみてください(^^)
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