最近よくニュースで見かけますねこの話題。
危険性が高いので熊がよく話題にされますが、熊だけではありません。
僕もよく遭遇する鹿もそうだし、狸や猪だってそうです。
動物は臆病ですからね。
人間界にわざわざ自分から脚を踏み入れるようなことはしません。
『棲み分け』というものを本能で理解しています。
だから熊を自分達に置き換えてみると、何となく答えが分かるような気もします。
例えば食料の枯渇化でしょうか。
そうでもしなければ、生きていけないんじゃないのかな。
それに山奥の林道で熊が出たって話題・・・
当たり前じゃんって思います。
人の目線だけでものを言うと何でも敵になってしまいます。
熊には熊の事情ってものがございます。
だから対策をするという呼びかけが適切なわけで、敵対するような表現は良くない。
僕は4月になると、中禅寺湖で釣りをします。
林道を歩いて山奥に入って行きますが、熊鈴すら持たず、丸腰で侵入する人を時々見かけます。
鈴どころかスプレーがあっても良いぐらい、以前からあの場所は熊が出ます。
運良く僕はまだ見かけたことがありませんが・・・
そんなものでって馬鹿にするかもしれませんが、鈴って結構効果ありますよ。
鹿や猿は結構逃げて行きます。
僕らそんな時はすいませんね〜みたいな感じになります。
脚を踏み入れているのはこちらなので。
間違っても『動物ざまぁ!』なんて思いません(^^;;
こちらはあまり話題になりませんが、このお話は水中でも起きております。
霞ヶ浦って湖がありますけど、バスやキャットフィッシュが多く生息することで有名です。
でも、アリゲーターガーとかピラニアが生息しているってご存知ですか?(^^;;
どちらも熱帯魚です。
もともと飼育個体を放したことが一番の問題ですが、生息繁殖していることも問題。
いくら珍しい生物が放されたとしても、自然淘汰ですぐいなくなるはずです。
でも生き続けられるということは、そういう環境だということが分かります。
日本の夏は熱帯より暑いと言われますけど、それは陸地だけではないのです。
水中の水温も熱帯なみかそれ以上。
向こうは日中と夜の寒暖差が20度ぐらいあるから、真夏でも意外と水温が上がりません。
ちなみにピラニアが本来生息しているのはアマゾン川です。
こんなの間違って釣れたら大変です!
知らずに触って噛まれたら、マジで指ふっ飛びますよ。
歯と顎が異常なぐらい発達しています。
まあ、今のところ釣れる確率なんてほとんどゼロでしょうが、万が一ってありますからね。
異常繁殖なんてされたら厄介です。
漁業に影響が出ることを外来種のせいにされがちですが、本当にそれだけなのかなって思います。
もう20年ほど前になるでしょうか。
当時ブラックバス問題の時に、漁業への影響など、生態系に狂いが出ると話題になりました。
でも突き詰めていくと、問題なのはバスではなく、釣り人が落としていくゴミが原因だという説が濃くなりました。
特定外来種扱いにする前に、よく調査した方が良いと、一部の釣具メーカーは申し出ました。
政府は署名を集めろと指示を出し、メーカー側は動きましたが、約束を無視して環境省は遂行・・・
ブラックバスには『悪者』のイメージがつきました。
人間ファーストで物事考えた結果ですね。
当時の環境大臣を調べれば、決定権が誰にあったか分かるでしょう。
人の悪口は言わないタチですが、僕はあの方には絶対に票を入れません。
そんなこんなで、都合の良くない隠された情報なんて、たくさんある気がしています。
水温上昇による水質の変化だったり、知られていない『いろいろ』。
ひとつ言えるのは、熊もピラニアも自ら望んで今になったわけでは無いってことですかね。
でも、万が一遭遇したら対策するのはもちろんなので、誤解のないように(^^;;
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