たまたま10年ほど前の記事を見ていたら、ずいぶんと今と違うなって(^^;;
最近、高ケイデンスって言葉をあまり聞かなくなりましたね。
100ぐらいがベストだとか、以前は結構耳にしました。
当時チームスカイに在籍していたクリス・フルームが、ヒルクライムを高ケイデンスで走ったことでも話題になりました。
必死こいて練習したりしたんですけど、やっぱりあれは超人の技だと断念しました(笑)
というよりも、パワーメーターをつけてから、自分の脚質がそうでないことを知りました。
奥多摩で1時間が切れないと頭を悩まし続け、試しにいつもよりギアを重くしてみたら・・・
何ともあっけないぐらいに1時間を切ってしまいました。
それに、いつもより楽に走れた気がします。
その頃、同じくして堂城 賢さんの本に出会い、走り方が根本から変わりました。
自分で言うのもおかしいのですが、たぶん基礎に出会えたんじゃないかなと思っています。
堂城さんはあの頃から言っていたんですよね。
普通の人が無闇にギアを軽くしたって速く走れないって。
低い姿勢を作れるようになれば、頭の重さを利用してペダルを回すことが出来る。
最近そのようになってきている気がするのですが、気のせいかな・・・
グランツール観ていても、そんなに高ケイデンスを維持している感じはしません。
ヒルクライムでは、ある程度トルクのあるギア比でダンシングする場面が観られます。
だからなのか、30年ぐらい前のグランツールとか観てみると、意外なほど違和感を感じません。
個人的な感想ですけど、今の走り方と似ている感じがします。
自転車の乗り方にも、時代の流れみたいなものがあるのでしょうかね。
でも自転車は人力。
流行りがあったとしても、やはり基礎に近いところに戻ってくる。
基礎から自分に合った乗り方を見つけられると、より楽しくなりそうですね!
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