先週お預かりしていたV4Rsを納品しました。
前回のC68の時もそうですけど、1週間とか寄り添っていると情が移ります(笑)
下地は問題ないかなとか。
艶は均等に出ているかなとか。
何時間おきに乾燥具合を確認したりとか。
同時にフレームの造形を眺めたりもしてしまいます。
そんなことを1週間ほど続けていると、育てた感が出てきてしまうのです。
僕は結婚していないから、分からないんですけど・・・
娘がお嫁に行く時ってこんな感じなんでしょうか?(^^;;
だとしたら、世の中のお父さん達はこれの何倍も何十倍も、いやそれどころではないですよね。
なんか凄いなって、本当に思います。
僕なら泣き崩れるでしょうね(T T)
大袈裟な話になりましたが、納品です(笑)
マット塗装は写真で良さを伝えるのが難しい・・・
こうやって撮影していると、施工店の方々が撮影にも気をつかっていることが分かりますね。
技術だけではやっていけません。
その良さを伝えるスキルも必要なんだなと感じます。
センスの無い写真に、しばしお付き合いくださいませ(笑)
マットはグロスと違って艶が出ないので、正直やりごたえを感じずらいと思っていたのですが・・・
黒がより黒くなって、めちゃくちゃ格好良いのです。
それでいてマット感は損ねていないので、存在感倍増!
ハンドルもより黒く!
エミレーツの赤も真っ赤になりました。
マットの原色はどうしても少し色褪せた色味になりがちです。
赤のアルファロメオが艶無くなると、ピンクっぽくなるでしょ?(^^;;
元の色を最大限に活かせるのもコーティングのメリットです。
もともとカーボンのクリアー面が荒かったチェーンリング。
ポリッシュとコーティングで光を反射するようになりました。
はい、趣味の世界です(笑)
そして、個人的にはホイールが特にお気に入り!
もともと半艶の仕上げだったのですが、コーティングを塗ったら何とも言えぬ怪しい艶になりました。
光が完全に反射するとも言えない絶妙なテカリ具合。
無地のカーボンなので柄も浮かび上がるようになりました。
これも絶妙に写真だと映らないのが残念・・・
コーティングはリムだけではなく、スポークやハブにも施工しました。
スポーク一本一本、表も裏もです(笑)
ちゃんとやりますよ。
レクサスのスピンドルグリルの穴でも磨きます。
気が遠くなるじゃん・・・って?
それぐらいの精神力が無いとやっていけないのです(^^;;
というわけで、昨日一式を納品してきました。
マットのご依頼は今回が初めてだったのですが、喜んで頂けて良かった。
この仕事、喜んだり驚いたりしてくれることが一番の醍醐味です。
もちろん綺麗事だけではやっていけません・・・
任せてもらえたんだから、期待以上にこちらも応える努力をする。
お値段以上ニ◯リ精神です(笑)
先日からお店に価格表も置いて頂けました。
少しずつでも、興味を持ってもらえたら嬉しいですね!
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