艶のキモは磨きである

仕事

昨日のブログでも少し書きましたが、昨年コーティング施工させて頂いたCASATIのフレーム。

完成して納車されたようです。

写真:サイクルハウスイシダXより

こちらのフレームはリペイントを行っています。

それで、実はもともと磨き作業のご依頼でした。

というのも写真の通り。

ペイントやフィニッシュも通常であれば問題ないのですが・・・

ある一定の光量を超えた瞬間、このような白っぽいモヤモヤが浮き出るのです。

誤解しないで頂きたいのですが、これぐらいは結構当たり前のことです。

新品フレームでもこのぐらいは結構あります。

これ、車などの板金業などでも同様なのですが、これ以上の仕上がりは彼らの管轄外。

ごめんなさい、中には仕上げる業者さんもいらっしゃいます(^^;

なので、磨きの仕事をお任せ頂いたということです。

同じライトを当てても、ここまで変わってしまいます。

よく誤解されているのが『コーティングをすれば艶が出る』ということ。

間違えてはいませんが、艶のキモは磨きで決まってしまいます。

ここにどれだけの時間をかけたかで仕上がりは変わります。

いくら高価なコーティング剤を塗っても、磨きが疎かだと効果は半減してしまうのです。

そのぐらいで良いんだよ!と言われてしまえばそれまでですが(^^;

写真:サイクルハウスイシダXより

僕もコーティング業と名乗ってはいますが、施工時間の半分以上は磨きに費やしています。

特別な光を当てなくても、最後に現れる艶は確実に違ってくるからです。

水が張ったような艶はコーティング剤が出しているのではなく、磨いた下地の面が出すもの。

これ、とても重要なところです。

写真:サイクルハウスイシダXより

そして、やっぱりオーナーさんに喜んでもらえるって嬉しいじゃないですか。

それが原動力になってると言っても良いぐらい。

この金額ならこれしかやらないなんて、自分で自分の首を絞めてるようなもの。

いつも言ってますが、お値段以上ですよ(笑)

この金額でやってます

いくらでやってるのよってお話ですが、結構破格だと思います。

フレームのみの金額ですがグロス塗装は新車で27,500円

中古で38,500円です。

これ磨きとコーティング込みの金額ですからね(^^;

いろいろと相場見てますけど、コーティング塗るだけでビックリなところもあります。

あれこれ言える立場ではないので、このぐらいにしておきます(笑)

もしご興味あればサイクルハウスイシダさんへ問い合わせ頂いても結構ですし、わたくしへ直でも結構です。

何せ一人でやってるもので、少々お待ち頂くこともあると思いますが、ご依頼頂いたものはしっかりやらせて頂きますので(^^)

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