先週預かったC68のコーティングが完了しました。
ガラスコーティングは完全硬化まで1週間ほどは必要ですが・・・
そこまで預かるわけにはいきませんので、適度な湿度を保ちつつヒーターで乾燥させました。
ポリッシュとガラスコーティング2層。
コーティングが硬化するにつれ、深みのある艶が出ていきます。
トップチューブに顔が映るぐらい磨きを入れてあります(笑)
綺麗な艶を出す決め手はコーティングではなく下地。
要はポリッシュです!
新品フレームでも、このようなわずかな小傷がいくつか存在します。
コーティングで埋まるという人もいますが、完全には埋まることはありません。
あまり傷を深追いし過ぎるのも良くありませんが、ポリッシュをかけるとこのぐらい変わります。
水を張ったような艶がガラスコーティングの魅力。
本来の色味もはっきりと出るので、白黒のメリハリをより引き出すことができます。
フロントフォークは若干塗装肌が荒れていたので、こちらも面を整えてからコーティング。
シートポストはカーボン無地のタイプです。
これには質感を損なわないように、マット用のガラスコーティングを塗りました。
写真では分かりづらいのですが、カーボン柄を保ちつつ、より黒さを増しています。
このマット用はうちのドグマにもかけていますが、仕上がりも耐久性も良好です。
この夏は、汗やら飲み物やらで汚し放題でしたが、今のところまったく問題なし!
あまり皮膜の厚くなるものを塗ると、マットの質感を損ねるので注意が必要です。
昨日納品に行ってきましたが、偶然オーナーさんが来店中(笑)
仕上がりを見てもらい、めちゃくちゃ喜んでもらいました。
見た瞬間に喜んでもらえること、感動してもらえること。
これが醍醐味なのです!
お店とは近々違うフレームをお預かりする話をしてきたので、楽しみですね(^^)
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