今回もサイクルハウスイシダさんからご依頼頂きました。
ハンドル送りますーってことで、数日後に到着。

みんな大好きENVEです。
大好きってほど気軽に買えるお値段ではないのですがね・・・

ホイールは昨年2本。

今年も2本やらせて頂いております。
う〜ん、良いお客さまを持っていらっしゃる(笑)

まずは開封してみますが・・・

エアロプロですね。
メーカーのサイト見たら239,800円だそうです(^^;;
ハンドルだけですよ!?
ピナレロのタロンでさえ120,000円ぐらいだったのにって、こちらも確認したら・・・
193,600円に値上がりしていました(笑)
自転車業界どうなってるんだ???

そんなこんなに驚きながらも、とりあえず作業していきます(笑)
バーテープを巻く部分はコーティング剤を塗らないようにマスキングしていきます。
マット仕上げなので、洗浄を行うだけでコーティングしていきます。

ご自身で作業する方は本当に気をつけて欲しいのですが・・・
マット塗装の場合、ガラスコーティング塗布の失敗は絶対に許されません。
コーティング剤が固まってしまった場合、除去する方法は研磨しかありません。
研磨してしまうと艶が出てしまうマット塗装は失敗=リペイントです。
いやいや液剤で落ちますよ!って場合、それは本物のガラスコーティング剤ではありません。
ガラス系とガラスは全くの別物です。
インターネット上でもガラスコーティング剤が買える時代ですが、正直なところご自身でマット塗装への施工はお勧めできません。
もし、どうしてもというのであれば、塗布前の洗浄と脱脂はしっかりと。
塗布面に汚れや油分が残っていると、コーティング剤が弾いてしまうのでムラになります。
そして施工時は十分に明るい場所で作業してあげてください。
暗い場所だと拭き取ったつもりでも、ムラになっていることがあります。
繰り返しますが、ムラになって固まったらそれまで。
諦めるかリペイントです(^^;

コーティングを2回かけて一晩乾燥。
マット塗装は色味が淡く出やすいのですが、コーティングによって深みのある色になります。

こちらマスキングとの境界線ですが、これだけ色味が変わります。
特に黒などの濃色系は違いが明確です。

格好良いですね!
個人的にエンヴィのロゴはシンプルで分かりやすくて好きです。

実は今回のハンドルのオーナーさんは、昨年フレームコーティングをお任せ頂いたお方。

その時に施工させて頂いたホイールもエンヴィ。
この絶妙な半艶加減、たまりません!(笑)

エミレーツカラーだし・・・

チェーンリングはカーボンチだし、ほぼポガチャル仕様の完成ですね!
いやいや・・・すごいなぁ(^^;;
わたくしも頑張って仕事しよ(笑)
そんなことで、近々納品で東京に行く予定です。
ついでに奥多摩か尾根幹走れたら良いなぁ・・・
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