仕事道具です。
本業は車の磨きとコーティングで、当然ながらポリッシャーを使います。
こればかりは道具です。
コーティング剤も重要なのですが・・・
それ以前にコーティングを活かすための下準備の方が大切だったりします。
シングルアクションとダブルアクション。
ポリッシャーだけでも最低この二つは必要です。
これにコンパウンドとバフの組み合わせが更に加わります。
昨今シングルアクションは使わず、ダブルアクションのみという施工店もあるのですが・・・
う〜ん・・・という感じですね(^^;;
車業界の某大手さんはシングルを使用している姿を見たことがありません。
レジンで傷を埋めて、その上からコーティングという手法だと思うのですが・・・
やはり被膜の上にかけたコーティングは透明感のある艶が出ません。
キラっとしているけど、深みのある艶がなく、どこかボヤけているのです。
この方法だと、僕らが施工する時間の三分の一ぐらいで終わります。
だから、安い早いうまい!違うか・・・
では、なぜ業界がそうなってしまったのか?
仕上がりの比較対象がほとんど無いからです。
消費者は『それしか知らない』『自分でやるよりは綺麗になる』という情報しか持っていません。
そこに味を占めてしまった業界が『このぐらいで良いんじゃね?』ってなったからです。
つまり重要と供給のバランスが取れてしまいました。
じゃあ良いじゃん!ってことになりますね(^^;;
ですが、やはりどの業界にも、本来あるべきものを残したいという人間がおります。
商売という面では、効率は良くないかもしれません・・・
ただ、やはり続けていると見てくれる人はいます。
こうやってフレームコーティングを『あなたにやって欲しい』と言われること。
それでお客さんが喜んで満足してくれることが一番。
お金なんてその対価でしか無いのです。
特にこの仕事、はじめからお金を目的にするとほぼ失敗します。
『この金額ならこれしかやらない』なんて、自分の首を絞めているだけです。
お値段以上ニ◯リ精神を持たねばいけません!(笑)
なんて序盤から暑苦しく語ってますが・・・
これを買いました、ということを言いたいだけでした(笑)
有名なルペスですが、ミニポリッシャーというやつですね。
コンパウンドやショートパーツなど、必要ないものも付いてくるのですが・・・
単体で買い集めるよりも安いので、こちらにしました。
ヨーロッパのコンパウンドはどうもシリコンが多めで好きになれません・・・
傷が埋まってしまうので、コーティング直前の脱脂で『傷戻り』が発生しやすいのです。
自転車だと、こんな所や・・・
こんな所も磨くことができます。
しかも、シングルとダブルがヘッドの交換だけで使い分けられる優れものです。
もちろん自転車専用で買ったわけではありません。
車のバンパーなど細かな部分で使用することも考えています。
ですが、今回はマットのフレームなので出番無し!
チェーンリングでも磨くことにしましょう(笑)
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