自転車を長く続ける方法

自転車雑談

自転車と限定せず、『ひとつのこと』と言った方が良いのかもしれない。

僕は小さいころから比較的ひとつのことを長く続けられる方だった。

よく人から、結果を褒められるのではなく、続いていることを褒められた(笑)

なぜ続けることができたのか、一度掘り下げて考えたことがあったので、

自分なりにまとめてみることにした。

目標を小さく持ち続ける

誰でも始めるきっかけがあると思う。

友人に影響されたり、プロに憧れたり、人それぞれ。

当然目指すものが出てきて、自分なりに努力するんだけれど

この時点で目標が高すぎると挫折する。

僕の知り合いで、ロードバイクに乗ったこともないのに

いきなりプロを目指すと言い始めた奴がいた。

冗談だと思ったら本人は結構本気だったらしい・・・

本気なのは良いけど、それに向き合うものが無ければ始まらない。

僕の知っている限り、彼はわずか数回のライドでストラバから消えた。

目標を高く持つのは良いことだと思うけど、まずは現実的なところから始めたい。

僕の目標はものすごく小さい。

初めて走る山があるとしたら、目標は100m先だったりする。

まずは100m先の、あの場所まで辿り着こう。

辿り着いたらまた100m先へ・・・

ひたすたこれを繰り返して頂上へ辿り着く。

これ、極地探検家使う考え方を参考にした。

彼らは過酷な環境の中、気の遠くなるような距離を歩き続ける。

その時、彼らは数メートル先の氷に辿り着くことだけを考えるそうだ。

そうでもしないと、自分達が目指す場所の果てしなさに挫折してしまうのだろう。

僕の目指す場所はそんな壮大なものではないけれど、考え方はとても共感できる。

非現実的なゴールよりも、小さなゴールを設定して達成して行く方が

自分なりの満足感を得ることができ、長く続けることができる。

僕はこの考え方で今日まで続けることができた。

人と比べない

世の中、上にはいくらでも上がいる。

今までたくさんの速い人の話を聞かせてもらった。

でも、彼らは決まって自分より速い人はいくらでもいると言う。

言われてみれば、確かにその通りなのかもしれない。

少なくても、僕にとってはその頂点が決して届くことのない世界だ。

僕は人と比べることはあまりしない。

自転車とはそうやって向き合うと決めていたから。

比べているのは昨日までの自分。

昨日より、何かひとつでも良くなっていることがあればそれで良いと思っている。

その小さな積み重ねで今日まで続けて来れた。

要するにマイペースということなのかもしれない。


結論、僕の中で自転車を長く続ける方法は、

目標を小さく持ち、マイペースで続けること。

競技思考であれば、この考え方は通用しないかもしれないけれど、

趣味としていつまでも楽しく向き合うなら、僕はお勧めしたい。


ではまた。

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