もう先月のことになってしまうが、千葉県の高滝湖へバス釣りに行った。
実は僕の趣味は自転車よりも釣りの方が長い。
はじめて釣りをしたのは中学生の時だった。
友人に誘われるがままに、始発の電車に乗って荒川へ案内された。
とにかく眠いし、まったく釣れないし、釣りってこんなものなのかと
疑うほどだったのを覚えている。
ただ、今の僕が釣りでも自転車でも、早朝からワクワクしながら、
家を出ていくきっかけは、たぶんこの経験がスタートになっていると今でも思う。
どちらかと言うと、僕はひとつのことを長く続ける方だ。
当時の友人達はもうやめてしまったけど、僕は今もこうして続いている。
自転車をはじめて、釣りに行く回数が減ってしまったのは事実だ。
天気が良ければ、基本的には自転車に乗ることがほとんどだけど、
周期的にそれを忘れさせるほど、無性に釣りがしたくなる時がある。
自分でもそれがどのタイミングで来るのかよく分かっていない(笑)
でも、そんな時は本能にしたがって釣り場に足を運ぶようにしている。
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今回は千葉県の高滝湖。
房総半島の中程に位置する湖だが、アクアラインを使うとあっという間に到着する。
自転車と同じように、場所選びは感覚的なところが多い。
一日楽しむ場所なので、釣れる釣れないも重要だけど、やっぱり好きな場所が良い。
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高滝湖は山の中にある静かな湖。
トトロに出てくるような、ローカルな雰囲気がたまらなく好きだ。
川崎からアクアラインで、わずか30分ほどで来れるとは思えない。
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いつも通り、釣りの朝は早い。
早朝に出発ではなく、早朝には現地に到着している必要がある。
釣りにもいろいろな考え方があるが、やはり早朝のタイミングは外せない。
ここで釣れてくれれば、一日を通してだいぶ精神的に楽になる(笑)
だけど、そんなに思い通りにいかないのが自然であり、釣りというもので、
釣れない時間が続けば、一度竿を置いて休憩することも大切だ。
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まわりの風景を見て回ったり、食事をしたりすると頭がリセットされる。
この日は湖畔のUMEKAさんでチキンカツを注文。
野菜が新鮮なのだろうか、まだ本来の青々しさがあり美味しい。
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自転車は目に見えるゴールというものがある。
速いとか遅いとか、そういうものは無しにして、そこにゴールはある。
でも、釣りには目に見えるゴールは無い。
いくら釣れると言われる季節、場所、優秀な道具が揃っていたとしても
自然を相手にゴールは約束されない。
でも、それが楽しい!
目に見えないゴールに向けて、すべて自分で考えて行動する。
だからこそ、魚がこたえてくれた時は、喜び、感動し、魚に感謝する。
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欲をかくと釣れず、謙虚でいると釣れる。
ただ、重要なのは諦めないことだ。
『魚を釣りたければ、誰よりも多くルアーを投げ続けなさい』
有名なバスプロの名言である。
自転車でも同じことだ。
どんなゴールであろうと近道はなく、たどり着くには地道な努力がいる。
そのモチベーションをどう保つかが分かれ道。
僕なりの結論はいつも同じ、その時が楽しくあることだ。
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釣りの帰り道は楽しい。
単純に、釣れた時は嬉しいし、釣れなかった時は悔しい(笑)
でも、どんな結果であろうと、次はこうしてみようといつも頭の中で考えている。
だから次があり、長く続けられる。
モチベーションの維持、大切だと思います。
ではまた。
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