CASATI LINEA ORO リペイントからのコーティング

仕事

古くからあるイタリアのハンドメイドフレームです。

わたくし知りませんでした(^^;;

イタリアといえばピナレロだったりコルナゴだったり。

誰もが知っているメーカーから入った身として、まだまだ知らないことばかり。

こういった動画を観せられると一発でやられるタイプです(笑)

やっぱり金属って、男心をくすぐるのでしょうか。

素材を形にしていく姿・・・

堪りません!

なぜこの話になったかというところですが・・・

この間のV4Rsの納品と入れ替えで、フレームをお預かりしました。

Linea oro。

カザーティ、リネアオロで良いのかな?(^^;;

間違っていたらご指摘を!

これはリペイントされたフレームです。

そして組み上げる前にコーティングを!とご依頼頂きました。

塗っておしまい・・・という訳にはいきません。

ペイントされた業者様にケチをつけるつもりは全くございませんが、磨きます!

やはりライトを当てると、ミクロの傷が浮き出てきます。

塗ったばかりで傷?と思われるかもしれませんが、これは通称『磨き傷』というものです。

ペイント後の塗装面は塗料の粒子で凸凹しています。

ご自身でスプレー塗装したことある方なら分かると思います。

ペインターはこの面をペーパーで研ぎ、さらにコンパウンドで研磨して完成となります。

これは車の板金塗装などでも同じ要領です。

ただ、ひとついえるのは、僕らディテイラーの仕上げる細かさは、彼らの管理外ということです。

ですから、この状態が悪いとは決して言うつもりはありません。

むしろ塗装はひじょうに綺麗です。

ラメに近いメタリック粒子を使われた塗装ですが、色ムラも全くなく、研ぎ出しも丁寧にされています。

ですから、わたくしの磨きは、このミクロの傷を消すライトポリッシュのみ。

そして、いつものコーティングを施工していきます。

しかし、スチールならではの造形美がいたるところで見られますね。

いつかこういった味のあるフレームも所有してみたいなーなんて思ってしまいます(笑)

ペイント屋さんからのバトンタッチ。

しっかり仕上げていきます!

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